General incorporated association Amazon Museum

一般社団法人アマゾン資料館とは
 山口吉彦が、南米アマゾンで生涯をかけて集めた民族・自然資料を活用する場です。
収集した資料を最良の状態で保存するとともに、一般公開し、講演会や資料の貸し出しを通して、アマゾンの魅力を広く発信することを目的としています。

 

あいさつ
 多くの方々のご支援のもと、一般社団法人アマゾン資料館が設立できましたことを、心より感謝申し上げます。
 生物や遺伝子の宝庫であり、私の父・山口吉彦を魅了し続けてきたアマゾン。50年前に父が現地で収集したアマゾン先住民の道具には、森に生きる上での様々な工夫が込められており、彼らの知恵は時空を超えて、現代社会に生きる私たちが失いつつあるものを教えてくれます。
 父はよく「なぜ鶴岡でアマゾンを?」という質問を受けてきました。特に深い理由はなく、父の生まれ育った鶴岡の環境が、アマゾンの夢を抱くきっかけを与えてくれたからだそうです。1975年に致道博物館で初のアマゾン展覧会を開催して以来45年間、鶴岡でたくさんの方々からご理解・ご支援いただけたことは、誠に幸運でした。
 私たち一人ひとりは、アマゾンに生きる先住民たちと同様、「地球」という同じ宇宙船の乗組員であり、文化は違っても決してお互いに無関係な存在ではありません。父が生涯をかけて収集した資料から、そういった繋がりと「Sonhos de Amazonia~ともに生きる森」を感じていただければ幸いです。

一般社団法人アマゾン資料館 代表理事 山口考彦

事業内容
・アマゾン資料館の公開
・収集資料の保存
・保存資料の貸出し
・講演会・イベント等の受託
・教育の場での活用支援
・アマゾン研究へ
の支援

 


 

プロフィール

山口 吉彦

1942年山形県鶴岡市生まれ。文化人類学研究者。67年頃からフィールドワークを始め、アジアやアフリカなど85ヵ国をまわる。71年からアマゾン流域の調査を開始。
帰国後、地元鶴岡市で国際理解と交流促進に尽力し、アマゾン民族館の館長を務めた。2005年には鶴岡市市政功労者表彰を受ける。一般社団法人アマゾン資料館顧問。

1942:山形県鶴岡市に生まれる
1965:東京農業大学拓殖科卒業、フランスへ留学し醸造学、農業地理学を学ぶ
1971:在ペルー日本大使館付属学校赴任
1976:ブラジルの在ベレン日本総領事館付属学校赴任
1982:鶴岡市の自宅を改築し、アマゾン資料館開設
1991:旧朝日村にアマゾン自然館開館、館長就任
1994:鶴岡市にアマゾン民族館開館、館長就任
2019:一般社団法人 アマゾン資料館設立、顧問に就任

山口 考彦

1976年ブラジル・ベレン市生まれ。アメリカへ留学し、コロラド大学で人類学を学ぶ。政策研究大学院大学の修士課程修了(修士)。
青年海外協力隊やJICAなどに所属し、国際協力に従事した。2019年、父・吉彦が収集したアマゾンコレクションの保存活用を目的として、
一般社団法人アマゾン資料館を立ち上げ、代表理事に就任。1976:ブラジル・ベレン市に生まれる
1993:アメリカのゴールデン・ハイスクールに留学
1996:コロラド大学に入学し、人類学を専攻
2003:青年海外協力隊でパラオ共和国の国立博物館へ派遣
2006:JICA駒ヶ根青年海外協力隊訓練所に勤務
2008:政策研究大学院大学入学(2010年修了、修士)
2011:ユネスコ生涯教育機関でのインターンシップを経て、国際協力機構(JICA)等に所属
2019:一般社団法人アマゾン資料館設立、代表理事に就任

 

会員名簿

ただいま準備中

 


 

アクセス

アマゾン資料館
〒997-0827 山形県鶴岡市陽光町17-11
電話番号:0235-22-7969
メールアドレス:office@amazon-resources.org

交通手段
バス でお越しの方
庄内交通路線バス:鶴岡駅前バス乗り場① 「湯田川・越沢・坂の下」方面 → 「陽光町」バス停下車 目の前

車でお越しの方
鶴岡駅から約15分

PAGE TOP